2030.01.01 (Tue)
Allegoric Ballad〜心象世界『エヴァース』 作・YUJIRO
2008年5月30日(記事の日付は2030年となっていますが、この記事をトップに持ってくるためです。)
今まで書いてきた詩の中で、いくつかの詩は、
新たな方法で紹介していきたいと思い、このような形を取りました。
「このような」とはどのようなものかについては、以下の文を読んで下さい。
タイトルの横にイメージソングと書かれていることがありますが、
自分で曲を作って詩につけるなら、こんな曲がいいなというものを、
現存する曲から勝手ながら選ばせて頂きました。
序文 〜いつもと違う夜〜 イメージソング:Silent Love/久石 譲
あなたは毎晩、自分の部屋の窓から空を観察していたので、すぐにわかりました。
その夜はいつもの夜ではないということを。
丸い月はこれでもかというくらいにグワングワンと蒼い光を放ち、
星達はプラネタリウムに匹敵するだけの数が確認できました。
そんな眩しい夜の空を見つめていると、
キュオオーっと1つの流れ星が現れました。
あなたは願い事を唱えようとしました、が、すぐに止めました。
なぜなら願いは3回繰り返して唱えなければ叶わないのに、
流れ星というものは、それを裏切るように一瞬で消えてしまうと知っていたから。
だけどそれはあなたの口実で、願い事といわれても、
何を願えばいいのかよく分からなかった、というのが本音だったかもしれません。
その星は物凄く長い距離を流れて、案の定消えてしまいました。
でもその夜はいつもの夜ではなかったので、
その流れ星もいつもの流れ星ではありませんでした。
いつもと違ったのは消えてからでした。
いなくなった星が流れた道筋が、裂け目になって、
空がペラペラの紙にカッターを入れたようにザックリ切れたのです。
裂け目はグングン広がって巨大な穴になりました。
突然、穏やかだった風が暴れだし、あなたの手足にまとわりついた、
かと思うとあなたの身体は宙に浮いて、
その風はあなたを連れて一直線に空の大穴を目指して走り出しました・・・
その穴は心象世界『エヴァース』への入り口でした。
その世界は不思議な所で、例えばアリスが落ち込んだ不思議の国のような場所です。
あなたはこれからその世界に住む様々な生き物と出会います。
彼らはあなた自身であり、彼らの考えや経験はあなた自身のそれと絡んできます。
あなたが彼らの短い物語を知った後、透明な色の、聞こえない音を持った、
肌では触れられないけれど確かに感じられるものを得られるように願い、
この世界を展開していきます。
好きな項目をクリックして下さい↓
◆グロープ:『悲しみを食べるグロープ』
◆キスティー:『彼女はプライドコウモリ』
◆ガム:『飛べなくなった鳥』
◆シェイク:『誤解されたヘビ』
◆ルイルイ:『黒くて小さいナミダ犬』
◆ポゴ:『誰も知らない水竜』
◆オキシとゲン:『朝になるまで』
◆ヘオン:『Magical Music』
◆アナザーマン:『アナザーマン』
◆ザ・ロード:『The Lord In Undersea Palace』
※この世界はまだ創り途中で、これから新しい詩を足していきます。
また、今すでに出来ている詩を修正することもあります。
今まで書いてきた詩の中で、いくつかの詩は、
新たな方法で紹介していきたいと思い、このような形を取りました。
「このような」とはどのようなものかについては、以下の文を読んで下さい。
タイトルの横にイメージソングと書かれていることがありますが、
自分で曲を作って詩につけるなら、こんな曲がいいなというものを、
現存する曲から勝手ながら選ばせて頂きました。
序文 〜いつもと違う夜〜 イメージソング:Silent Love/久石 譲
あなたは毎晩、自分の部屋の窓から空を観察していたので、すぐにわかりました。
その夜はいつもの夜ではないということを。
丸い月はこれでもかというくらいにグワングワンと蒼い光を放ち、
星達はプラネタリウムに匹敵するだけの数が確認できました。
そんな眩しい夜の空を見つめていると、
キュオオーっと1つの流れ星が現れました。
あなたは願い事を唱えようとしました、が、すぐに止めました。
なぜなら願いは3回繰り返して唱えなければ叶わないのに、
流れ星というものは、それを裏切るように一瞬で消えてしまうと知っていたから。
だけどそれはあなたの口実で、願い事といわれても、
何を願えばいいのかよく分からなかった、というのが本音だったかもしれません。
その星は物凄く長い距離を流れて、案の定消えてしまいました。
でもその夜はいつもの夜ではなかったので、
その流れ星もいつもの流れ星ではありませんでした。
いつもと違ったのは消えてからでした。
いなくなった星が流れた道筋が、裂け目になって、
空がペラペラの紙にカッターを入れたようにザックリ切れたのです。
裂け目はグングン広がって巨大な穴になりました。
突然、穏やかだった風が暴れだし、あなたの手足にまとわりついた、
かと思うとあなたの身体は宙に浮いて、
その風はあなたを連れて一直線に空の大穴を目指して走り出しました・・・
その穴は心象世界『エヴァース』への入り口でした。
その世界は不思議な所で、例えばアリスが落ち込んだ不思議の国のような場所です。
あなたはこれからその世界に住む様々な生き物と出会います。
彼らはあなた自身であり、彼らの考えや経験はあなた自身のそれと絡んできます。
あなたが彼らの短い物語を知った後、透明な色の、聞こえない音を持った、
肌では触れられないけれど確かに感じられるものを得られるように願い、
この世界を展開していきます。
好きな項目をクリックして下さい↓
◆グロープ:『悲しみを食べるグロープ』
◆キスティー:『彼女はプライドコウモリ』
◆ガム:『飛べなくなった鳥』
◆シェイク:『誤解されたヘビ』
◆ルイルイ:『黒くて小さいナミダ犬』
◆ポゴ:『誰も知らない水竜』
◆オキシとゲン:『朝になるまで』
◆ヘオン:『Magical Music』
◆アナザーマン:『アナザーマン』
◆ザ・ロード:『The Lord In Undersea Palace』
※この世界はまだ創り途中で、これから新しい詩を足していきます。
また、今すでに出来ている詩を修正することもあります。
2008.06.07 (Sat)
詩『Awkward』
『Awkward』 (Long) 『Awkward』 (Short)
希望に満ちた夢が胸を締め付ける 掲げた夢は重たい荷物
結果が出る前に不安に飲まれそう 結果が出ない不安に迷う
分かって欲しいのに言葉にならない 聞いて欲しい 声が出ない
曇り空を見上げることしか出来ない 曇り空 見上げるだけ
傷つかないための嘘が重なって 逃げ道に嘘を並べて
それが原因で自分を信じきれない 信じきれないよ 自分が
そんなの前からわかりきったこと そんなのわかりきったこと
わかっただけで変えられないこと そう 頭でわかっただけ
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
嬉しくないのに笑って見せること 偽りの笑顔見せるのは
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
それは涙を見せるより辛いこと 泣くより苦しいことだよ
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
どうしてと言われて尋ねられると 「どうして?」と聞かれると
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
責められているように聞こえるんだ 責められている気がする
全てを否定してしまうけれど 否定してばかりなのに
ずっと傍にいてくれて ありがとう 傍にいてくれて ありがとう
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
あなたの優しさを受け取る度に あなたが優しくする度
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
何も返せないままの自分が苦しい 何も返せなくて辛いよ
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
心から大丈夫とは答えられないけど 大丈夫とは言えないけど
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
その気持ちはちゃんと届いているから 気持ちは届いているから
あなたを悲しませてばかりなのに 悲しませてばかりなのに
ずっと傍にいてくれて ありがとう 傍にいてくれて ありがとう
希望に満ちた夢が胸を締め付ける 掲げた夢は重たい荷物
結果が出る前に不安に飲まれそう 結果が出ない不安に迷う
分かって欲しいのに言葉にならない 聞いて欲しい 声が出ない
曇り空を見上げることしか出来ない 曇り空 見上げるだけ
傷つかないための嘘が重なって 逃げ道に嘘を並べて
それが原因で自分を信じきれない 信じきれないよ 自分が
そんなの前からわかりきったこと そんなのわかりきったこと
わかっただけで変えられないこと そう 頭でわかっただけ
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
嬉しくないのに笑って見せること 偽りの笑顔見せるのは
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
それは涙を見せるより辛いこと 泣くより苦しいことだよ
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
どうしてと言われて尋ねられると 「どうして?」と聞かれると
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
責められているように聞こえるんだ 責められている気がする
全てを否定してしまうけれど 否定してばかりなのに
ずっと傍にいてくれて ありがとう 傍にいてくれて ありがとう
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
あなたの優しさを受け取る度に あなたが優しくする度
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
何も返せないままの自分が苦しい 何も返せなくて辛いよ
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
心から大丈夫とは答えられないけど 大丈夫とは言えないけど
Awkward, Awkward Awkward, Awkward
その気持ちはちゃんと届いているから 気持ちは届いているから
あなたを悲しませてばかりなのに 悲しませてばかりなのに
ずっと傍にいてくれて ありがとう 傍にいてくれて ありがとう
2008.06.05 (Thu)
絵『動物園』&『山登り』 作・YUJIRO
『動物園』

『山登り』

何故こんな変な絵を描くのか?↓
岡本太郎『今日の芸術』 「まずく描くピカソ」より抜粋
―ピカソにしても、マチスにしても、ひじょうに腕のある、うまい絵かきです。しかし、あなたも彼らの作品を、なんどもごらんになったことがあると思いますが、けっしてうまさを見せびらかしていません。むしろ一見、子どものラクガキに近いような絵が多いのです。ピカソのデッサンを子どものラクガキにまぜてしまったら、ちょっとどっちがどうだか見分けがつかなくなるくらいです。ピカソ、ピカソとたいへんえらそうにかつぎあげて解説している人も、案外見当がつかなくなるという醜態も起こりかねません。「さすがにピカソはうまい」などと言う人が多いようですが、そういう感心のしかたは気をつけなければなりません。もちろん、ひじょうにうまいにはちがいありません。子どもの絵とは、一見似ていて、じつはまったくちがった高いところにあるものです。しかし、うまいから価値があるんだというような言い方、考え方はまちがいだし、危険なのです。
以前は、できるだけ精巧に描くことが画家の目的だったのですが、今日の絵ではある意味において、下手に描くということが芸術家の大きな目的になっております。ピカソ自身が、「私は、日ごとにまずく描いてゆくからこそ救われてるんだ」とズバリ言っていますが、ただ彼だけの問題ではなく、まさに現代芸術の本質を自分自身に表している明快な言葉です。つまり絵画において絶対の条件であると考えられていた、うまいということの価値がひっくり返ってしまったわけです―
職人が長年の経験で得た技で描く、実物のようにきれいでリアルな絵は、
昔では非常に価値が高かった。
でも現代においては、手工業→機械工業へと社会の生産様式が変化して、
コンピューターできれいな絵は大量生産できるようになったため、
簡単な操作方法さえ身につければ誰にでも作れる物となってしまい、
昔のように、うまいということに関して大きな価値が生まれなくなった。
それでは、今日の芸術はどこに価値を置くのか。
そのひとつとして、きれいにうまく描くための技法を身につけた自分自身を乗り越えるべく、
弁証法的に、ヘタクソに(見えるように)描くことで、
自由な精神を打ち出していく所に価値を置いている・・・ということだと思います(^O^;)
と、いうワケで、今回ちょっとデタラメに絵を描いてみました。

『山登り』

何故こんな変な絵を描くのか?↓
岡本太郎『今日の芸術』 「まずく描くピカソ」より抜粋
―ピカソにしても、マチスにしても、ひじょうに腕のある、うまい絵かきです。しかし、あなたも彼らの作品を、なんどもごらんになったことがあると思いますが、けっしてうまさを見せびらかしていません。むしろ一見、子どものラクガキに近いような絵が多いのです。ピカソのデッサンを子どものラクガキにまぜてしまったら、ちょっとどっちがどうだか見分けがつかなくなるくらいです。ピカソ、ピカソとたいへんえらそうにかつぎあげて解説している人も、案外見当がつかなくなるという醜態も起こりかねません。「さすがにピカソはうまい」などと言う人が多いようですが、そういう感心のしかたは気をつけなければなりません。もちろん、ひじょうにうまいにはちがいありません。子どもの絵とは、一見似ていて、じつはまったくちがった高いところにあるものです。しかし、うまいから価値があるんだというような言い方、考え方はまちがいだし、危険なのです。
以前は、できるだけ精巧に描くことが画家の目的だったのですが、今日の絵ではある意味において、下手に描くということが芸術家の大きな目的になっております。ピカソ自身が、「私は、日ごとにまずく描いてゆくからこそ救われてるんだ」とズバリ言っていますが、ただ彼だけの問題ではなく、まさに現代芸術の本質を自分自身に表している明快な言葉です。つまり絵画において絶対の条件であると考えられていた、うまいということの価値がひっくり返ってしまったわけです―
職人が長年の経験で得た技で描く、実物のようにきれいでリアルな絵は、
昔では非常に価値が高かった。
でも現代においては、手工業→機械工業へと社会の生産様式が変化して、
コンピューターできれいな絵は大量生産できるようになったため、
簡単な操作方法さえ身につければ誰にでも作れる物となってしまい、
昔のように、うまいということに関して大きな価値が生まれなくなった。
それでは、今日の芸術はどこに価値を置くのか。
そのひとつとして、きれいにうまく描くための技法を身につけた自分自身を乗り越えるべく、
弁証法的に、ヘタクソに(見えるように)描くことで、
自由な精神を打ち出していく所に価値を置いている・・・ということだと思います(^O^;)
と、いうワケで、今回ちょっとデタラメに絵を描いてみました。
2008.06.04 (Wed)
絵『睨む』 作・YUJIRO
2008.06.02 (Mon)
詩『The Load In Undersea Palace』
『The Load In Undersea Palace』 イメージソング:Love You To/The Beatles
地図にも載らない海の宮殿
そこには偉大なロードが住む
永い眠りから覚めることなく
力を自ら封じ込めていた
錆びたブリキの目覚まし時計を
今、海底に思いっきり投げ込め
その手で呼び覚ませ
あなたの中に眠る力を
溺れる前に動き出せ
頭を使うだけの時間は終わった
地図にも載らない海の宮殿
そこには偉大なロードが住む
永い眠りから覚めることなく
力を自ら封じ込めていた
錆びたブリキの目覚まし時計を
今、海底に思いっきり投げ込め
その手で呼び覚ませ
あなたの中に眠る力を
溺れる前に動き出せ
頭を使うだけの時間は終わった
2008.06.01 (Sun)
詩『everything is nothing for you』
『everything is nothing for you』 イメージソング:ひとり/中島 美嘉
最後の晩餐は長く続く
終わらせられない幕引き
濡れてしまった君の瞳は
状況を直視出来ていない
赤い炎はさらに赤くなり
今はただ黒く焦げた糸
向かい合えない二つの心は
白いテーブル 挟んだ体を締め付ける
もう優しくはなれない
もう優しさにならないから
もう何も言葉に出来ない
もう真実には聞こえないから
everything is nothing for you
最後の晩餐は長く続く
終わらせられない幕引き
濡れてしまった君の瞳は
状況を直視出来ていない
赤い炎はさらに赤くなり
今はただ黒く焦げた糸
向かい合えない二つの心は
白いテーブル 挟んだ体を締め付ける
もう優しくはなれない
もう優しさにならないから
もう何も言葉に出来ない
もう真実には聞こえないから
everything is nothing for you
2008.06.01 (Sun)
詩『Imperfect Season』
『Imperfect Season』 イメージソング:everyhome/鬼塚ちひろ
細い弓のような視線を落とす
何も出来なくなった君の影
行く先を照らせないまま
焦る思いは上手く寝付けない
髪の先から逃れた輝きは
どんな形をしていたの?
最初は何も持ってなかった手
生まれたては空っぽだった手
丸くない満月を楽しむリズムを刻もう
君の好きなジャスミンティーの香りと共に
花びらは開かない時期の方が長い
休まない君の足はそんなに上を目指さなくてもいい
細い弓のような視線を落とす
何も出来なくなった君の影
行く先を照らせないまま
焦る思いは上手く寝付けない
髪の先から逃れた輝きは
どんな形をしていたの?
最初は何も持ってなかった手
生まれたては空っぽだった手
丸くない満月を楽しむリズムを刻もう
君の好きなジャスミンティーの香りと共に
花びらは開かない時期の方が長い
休まない君の足はそんなに上を目指さなくてもいい
2008.06.01 (Sun)
詩『放射線状メモリー』
『放射線状メモリー』 イメージソング:Hyperballad/Björk
黒い瞳をくぐり抜けて
思い変えせば昔のこと
少年たちは約束の場所から
遠ざかって大人になった
待ち受けるものは天使か魔物か
不安と期待の衣を纏って
一人ひとりが別の道へ踏み出した
また会おうと口にして
さよならは心でつぶやいた
鏡に映る青い涙が僕らの命を育てていく
また会おうと口にして
さよならは心でつぶやいた
周り巡る赤い大地が僕らの地図を広げていく
放射線状に 記憶の足跡を伸ばしてく
黒い瞳をくぐり抜けて
思い変えせば昔のこと
少年たちは約束の場所から
遠ざかって大人になった
待ち受けるものは天使か魔物か
不安と期待の衣を纏って
一人ひとりが別の道へ踏み出した
また会おうと口にして
さよならは心でつぶやいた
鏡に映る青い涙が僕らの命を育てていく
また会おうと口にして
さよならは心でつぶやいた
周り巡る赤い大地が僕らの地図を広げていく
放射線状に 記憶の足跡を伸ばしてく
2008.06.01 (Sun)
詩・絵『朝になるまで』
2008.05.31 (Sat)
詩・絵『飛べなくなった鳥』
2008.05.30 (Fri)
詩・絵『彼女はプライドコウモリ』
2008.05.30 (Fri)
詩・絵『誰も知らない水竜』
2008.05.29 (Thu)
岡本太郎の芸術
今回は本の紹介です。自分の人生を変えた、価値観を一変させた本です。
著者は岡本太郎。大阪万博で太陽の塔という馬鹿でかい作品を建てたことで有名な芸術家です。
彼は、今日の芸術は、
うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならないとして、
人に好かれないことを前提に絵を描き、
作品を売ろうとせず、食っていけない生活を覚悟して生きた人間です。
それでいて日本を代表する偉大な芸術家になりえた彼の言葉は、
全てが真実であり、現代を生きる人々の胸に切実に入り込んできます。

自分の中に毒を持て―あなたは、“常識人間”を捨てられるか
本当に人間らしい生き方がここにあります。
憂鬱に頭を抱える人に岡本太郎が答えを導きます。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か
芸術は特別なものではなく、誰もが行わなければならない活動であることが、
きっとこの本を読み終えた後にわかることでしょう。
今は多くの人が生活のためにお金を稼いでいます。
それが幸せであるとされています。
しかし、一方で生活に彩りがなく空虚さを感じるのも確かです。
誰もが危険な運命に賭けることで、
その命を燃え上がらせたいという気持ちを持っているはずです。
そういった気持ちは、TVゲームをしたり、ドラマを見たりすることで誤魔化せるかもしれません。
しかし、ある時ふと気がつくときがくるはずです。
ゲームやドラマに登場する人物は自分ではなく、自分とは全く無関係の世界で話が展開し、
テレビの前の自分は指1つ動かさずにいるという事態に。
もっと自分の人生を生きなければならない。自分を表現しなければならない。
そうやって湧き出る想いを色や形として打ち出していくことが、
『芸術』だということを彼は強く主張します。
ここまで自分の心が揺さぶられる本はありません。
自信を持って薦める2冊です。
今日を生きる全ての人に必要な精神が刻まれています。
そして非常に明快な文章です。
岡本太郎の言葉↓
よく、あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、凡人にはむずかしいという人がいる。
そんなことはウソだ。やろうとしないから、やれないんだ。それだけのことだ。
危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。
ほんとうはそっちに進みたいんだ。
危険だから生きる意味があるんだ。
誤解される人の姿は美しい。人は誤解を恐れる。
だが本当に生きる者は誤解される。誤解される分量に応じてその人は強く豊かなのだ。
誤解の満鑑飾となって、誇らかに華やぐべきだ。
自分を大事にして、傷つきたくない、そう思うから不安になるんだよ。
本当に一度でも、人生で心の触れ合った人間がいたら、そのために死んでもいい。
信念のためには、たとえ敗れるとわかっていても、おのれを貫く、
そういう精神の高貴さがなくて、何が人間ぞとぼくはいいたいんだ。
人間として、言いたいことを言う。やりたいことをやる。
収入はそれについてくることもあるし、こないこともある。
勝手にしやがれだよ。
逃げない、はればれと立ち向かう、
それがぼくのモットーだ。
自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。
なければなおいい、今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを越えた、
決意の凄みを見せてやるというつもりで、やればいいんだよ。
賭けとおし、貫いて運命を生きる、
そのためにつまらぬ目にあい、不条理に痛めつけられても、
それはむしろ嬉しい条件として笑って貫きとおす人間でありたい。
ふりかかってくる災いは、あたかも恋人を抱き入れるように受ける。
ズバリ答えよう。
金と名誉を捨てたら人間の“生命”がのこるんだ。
つまり、人間のほんとうの存在だけが生きる。
金と名誉を拒否したところに、人間のほんとうの出発点がある。
著者は岡本太郎。大阪万博で太陽の塔という馬鹿でかい作品を建てたことで有名な芸術家です。
彼は、今日の芸術は、
うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならないとして、
人に好かれないことを前提に絵を描き、
作品を売ろうとせず、食っていけない生活を覚悟して生きた人間です。
それでいて日本を代表する偉大な芸術家になりえた彼の言葉は、
全てが真実であり、現代を生きる人々の胸に切実に入り込んできます。

自分の中に毒を持て―あなたは、“常識人間”を捨てられるか
本当に人間らしい生き方がここにあります。
憂鬱に頭を抱える人に岡本太郎が答えを導きます。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か
芸術は特別なものではなく、誰もが行わなければならない活動であることが、
きっとこの本を読み終えた後にわかることでしょう。
今は多くの人が生活のためにお金を稼いでいます。
それが幸せであるとされています。
しかし、一方で生活に彩りがなく空虚さを感じるのも確かです。
誰もが危険な運命に賭けることで、
その命を燃え上がらせたいという気持ちを持っているはずです。
そういった気持ちは、TVゲームをしたり、ドラマを見たりすることで誤魔化せるかもしれません。
しかし、ある時ふと気がつくときがくるはずです。
ゲームやドラマに登場する人物は自分ではなく、自分とは全く無関係の世界で話が展開し、
テレビの前の自分は指1つ動かさずにいるという事態に。
もっと自分の人生を生きなければならない。自分を表現しなければならない。
そうやって湧き出る想いを色や形として打ち出していくことが、
『芸術』だということを彼は強く主張します。
ここまで自分の心が揺さぶられる本はありません。
自信を持って薦める2冊です。
今日を生きる全ての人に必要な精神が刻まれています。
そして非常に明快な文章です。
岡本太郎の言葉↓
よく、あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、凡人にはむずかしいという人がいる。
そんなことはウソだ。やろうとしないから、やれないんだ。それだけのことだ。
危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。
ほんとうはそっちに進みたいんだ。
危険だから生きる意味があるんだ。
誤解される人の姿は美しい。人は誤解を恐れる。
だが本当に生きる者は誤解される。誤解される分量に応じてその人は強く豊かなのだ。
誤解の満鑑飾となって、誇らかに華やぐべきだ。
自分を大事にして、傷つきたくない、そう思うから不安になるんだよ。
本当に一度でも、人生で心の触れ合った人間がいたら、そのために死んでもいい。
信念のためには、たとえ敗れるとわかっていても、おのれを貫く、
そういう精神の高貴さがなくて、何が人間ぞとぼくはいいたいんだ。
人間として、言いたいことを言う。やりたいことをやる。
収入はそれについてくることもあるし、こないこともある。
勝手にしやがれだよ。
逃げない、はればれと立ち向かう、
それがぼくのモットーだ。
自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。
なければなおいい、今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを越えた、
決意の凄みを見せてやるというつもりで、やればいいんだよ。
賭けとおし、貫いて運命を生きる、
そのためにつまらぬ目にあい、不条理に痛めつけられても、
それはむしろ嬉しい条件として笑って貫きとおす人間でありたい。
ふりかかってくる災いは、あたかも恋人を抱き入れるように受ける。
ズバリ答えよう。
金と名誉を捨てたら人間の“生命”がのこるんだ。
つまり、人間のほんとうの存在だけが生きる。
金と名誉を拒否したところに、人間のほんとうの出発点がある。
2008.05.29 (Thu)
映画『モンパルナスの灯』

この映画は20世紀初頭に活躍した画家、モディリアーニの伝記映画です。
以前、彼の絵に詩をつけました→大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ
彼はジャンヌという女性と愛を育みながら芸術活動を進めていきますが、
その作品は特異な表現をとっていて、周囲の人々になかなか理解されることがなく、
貧困と病に苦しみ35歳の若さでこの世を去ります。
この映画の中で、アメリカ人の金持ちが彼の絵を商業ポスターの図案に使おうとするのですが、
彼は彼の絵がぞんざいに扱われることを考え、
金銭的に窮地に立たされていたにも関わらず、そのアメリカ人の申し出を断ります。
またあるシーンでは恋人のジャンヌが彼の絵を売って得たお金を、
「セーヌ河にくれてやる!」といって投げ捨ててしまいます。
彼は自分の絵が商品に成り下がることを許せなかったのだと思います。
それほど芸術に対しての思い入れが強かったのだと。
しかし、彼はジャンヌを不幸にはしまいと、プライドを捨て、
デッサン画を集めてカフェにいる客にそれをたったの5フランで売り歩きます。
しかし絵を欲しがる客はおらず、
しまいには絵はいらないからお金はやるよと憐れみを受ける始末。
絶望した彼はその後、ジャンヌと再び顔を合わす前に死を迎えます。
この映画には醜悪な画商モレルとの絡みがあり、
悲劇的な結末をより悲惨なものにするのですが、この演出には胸を痛めます。
モディリアーニは大衆に合わせた商業的な絵を描かず、
自分を貫き通して破滅の道を辿るわけですが、
その選択は実利主義的に見れば愚かでしかないのですが、
彼の生き様には非常に共感できます。
それは彼の生き方が真に人間的な生き方だからです。
人間の人生はほとんどが失敗、挫折の積み重ねです。
自分を主張し貫けば、敗れ去る運命というのが普通なんです。
それでも、そういう人間の高貴な精神を守り通したモディリアーニは、
本物の芸術家であると言えるでしょう。
2008.05.29 (Thu)
詩・絵『誤解されたヘビ』
2008.05.27 (Tue)
詩・絵『悲しみを食べるグロープ』
2008.05.26 (Mon)
詩・絵『黒くて小さいナミダ犬』
2008.05.26 (Mon)
詩・絵『Magical Music』
2008.05.26 (Mon)
詩『アナザーマン』
『アナザーマン』 イメージソング:時の回廊/光田康典
ベッドに身体を置いた時から
白ウサギの流れ星を追っていた
身体は全く動かないのに
心は時速30万kmを超えていた
ウサギを見失って宇宙の最果て
意識だけが息づく5次元世界で
いつしか絵本のような夢に包まれた
ワンダーランドの主が現れた
後ろ姿だけの細長い影の人
彼は神ではないのだけれど
真実を知っているようだった
僕は彼に必死に問いた
なぜ僕はここにいるんだ?
今何をしているんだ?
どこに向かえばいいんだ?
やっと振り返った彼は
ただ微笑むばかりだった
やっと振り返った彼は
いつかの僕に似ている気がした
ベッドに身体を置いた時から
白ウサギの流れ星を追っていた
身体は全く動かないのに
心は時速30万kmを超えていた
ウサギを見失って宇宙の最果て
意識だけが息づく5次元世界で
いつしか絵本のような夢に包まれた
ワンダーランドの主が現れた
後ろ姿だけの細長い影の人
彼は神ではないのだけれど
真実を知っているようだった
僕は彼に必死に問いた
なぜ僕はここにいるんだ?
今何をしているんだ?
どこに向かえばいいんだ?
やっと振り返った彼は
ただ微笑むばかりだった
やっと振り返った彼は
いつかの僕に似ている気がした
2008.05.23 (Fri)
ダリ『記憶の固執』
2008.05.23 (Fri)
クリムト『接吻』
2008.05.23 (Fri)
音楽『Carmin』Daphne
フランスの歌手の音楽って聴いたことがなくて、
数ヶ月前に購入したアルバムです。
Daphne(ダフネ)という女性歌手のアルバム『Carmin(カーミン)』は、
フランス語で深い紅色を意味します。
彼女は音楽を色で表すそうです。
彼女の曲は、今の日本にあまりない音楽、
今まで聴いたことのない音楽でした。
これがフランス的なのかどうかはわかりませんが、
非常に面白い音楽、
詩を読んでも、曲を聴いても、
非常に面白い音楽だなぁという印象を受けました。
メランコリックという言葉がよく当てはまるかと思います。
音楽は少女的で可愛い感じで、歌声はとても綺麗です。

このアルバム内の曲『Le songe de Neptune(ネプチューンの夢)』
という曲の詩を載せます。
海の男たちよ 飛び込んで
腕を潜らせるの
坂はなだらか
遠くから吹く風は
違う匂いがしてる。
恋人たちが愛し合う東方の朝
海の男は馬蛇の上で寝ている。
行かないで、(低い声で彼は言うの)
記憶の中の国
初めての朝のパレードの場所
海の男たちよ 走って
朝に走るの
恋人たちが愛し合う東方の朝
海の男は馬蛇で寝ている。
行かないで、低い声で言って、
彼女はあなたに思い出させるの
初めての朝のパレードの場所を
情景描写が多くて、非常に幻想的な詩です。
そして非常に難解な詩であると感じました。
この詩が何を伝えているのかなんて考えても、
読んだ人それぞれが違うとらえ方をしそうです。
人が話す言葉としては、
「行かないで」
それだけがこの詩に書かれています。
自分は、別れを惜しむ者が、恋人に、
二人が出逢った頃(ネプチューンの夢)を思い出してもらおうとしているように思えました。
この詩が面白いと思ったのは、
読んでいると頭の中に絵が描けるような表現だと感じたからです。
今まで自分がやっていたのは、
まず、有名な画家の絵を見て、
そこから言葉を紡いで、詩を書くということです。
つまり彼女の詩は、その逆をやっているような感じがしたわけで、
まず詩があって、そして読んだ者の頭の中に絵を描かせる、
そんな印象を受けました。
音楽を聴いた者の頭の中に絵を描く、
そんな音楽を作ってみたいという想いが、
彼女の音楽に触れている中で、湧いてきました。
数ヶ月前に購入したアルバムです。
Daphne(ダフネ)という女性歌手のアルバム『Carmin(カーミン)』は、
フランス語で深い紅色を意味します。
彼女は音楽を色で表すそうです。
彼女の曲は、今の日本にあまりない音楽、
今まで聴いたことのない音楽でした。
これがフランス的なのかどうかはわかりませんが、
非常に面白い音楽、
詩を読んでも、曲を聴いても、
非常に面白い音楽だなぁという印象を受けました。
メランコリックという言葉がよく当てはまるかと思います。
音楽は少女的で可愛い感じで、歌声はとても綺麗です。

このアルバム内の曲『Le songe de Neptune(ネプチューンの夢)』
という曲の詩を載せます。
海の男たちよ 飛び込んで
腕を潜らせるの
坂はなだらか
遠くから吹く風は
違う匂いがしてる。
恋人たちが愛し合う東方の朝
海の男は馬蛇の上で寝ている。
行かないで、(低い声で彼は言うの)
記憶の中の国
初めての朝のパレードの場所
海の男たちよ 走って
朝に走るの
恋人たちが愛し合う東方の朝
海の男は馬蛇で寝ている。
行かないで、低い声で言って、
彼女はあなたに思い出させるの
初めての朝のパレードの場所を
情景描写が多くて、非常に幻想的な詩です。
そして非常に難解な詩であると感じました。
この詩が何を伝えているのかなんて考えても、
読んだ人それぞれが違うとらえ方をしそうです。
人が話す言葉としては、
「行かないで」
それだけがこの詩に書かれています。
自分は、別れを惜しむ者が、恋人に、
二人が出逢った頃(ネプチューンの夢)を思い出してもらおうとしているように思えました。
この詩が面白いと思ったのは、
読んでいると頭の中に絵が描けるような表現だと感じたからです。
今まで自分がやっていたのは、
まず、有名な画家の絵を見て、
そこから言葉を紡いで、詩を書くということです。
つまり彼女の詩は、その逆をやっているような感じがしたわけで、
まず詩があって、そして読んだ者の頭の中に絵を描かせる、
そんな印象を受けました。
音楽を聴いた者の頭の中に絵を描く、
そんな音楽を作ってみたいという想いが、
彼女の音楽に触れている中で、湧いてきました。
2008.05.22 (Thu)
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2008.05.22 (Thu)
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2008.05.22 (Thu)






















