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2030.01.01 (Tue)

Allegoric Ballad〜心象世界『エヴァース』  作・YUJIRO

2008年5月30日(記事の日付は2030年となっていますが、この記事をトップに持ってくるためです。)

今まで書いてきた詩の中で、いくつかの詩は、
新たな方法で紹介していきたいと思い、このような形を取りました。
「このような」とはどのようなものかについては、以下の文を読んで下さい。

タイトルの横にイメージソングと書かれていることがありますが、
自分で曲を作って詩につけるなら、こんな曲がいいなというものを、
現存する曲から勝手ながら選ばせて頂きました。



序文 〜いつもと違う夜〜   イメージソング:Silent Love/久石 譲

あなたは毎晩、自分の部屋の窓から空を観察していたので、すぐにわかりました。
その夜はいつもの夜ではないということを。
丸い月はこれでもかというくらいにグワングワンと蒼い光を放ち、
星達はプラネタリウムに匹敵するだけの数が確認できました。
そんな眩しい夜の空を見つめていると、
キュオオーっと1つの流れ星が現れました。
あなたは願い事を唱えようとしました、が、すぐに止めました。
なぜなら願いは3回繰り返して唱えなければ叶わないのに、
流れ星というものは、それを裏切るように一瞬で消えてしまうと知っていたから。
だけどそれはあなたの口実で、願い事といわれても、
何を願えばいいのかよく分からなかった、というのが本音だったかもしれません。
その星は物凄く長い距離を流れて、案の定消えてしまいました。
でもその夜はいつもの夜ではなかったので、
その流れ星もいつもの流れ星ではありませんでした。
いつもと違ったのは消えてからでした。
いなくなった星が流れた道筋が、裂け目になって、
空がペラペラの紙にカッターを入れたようにザックリ切れたのです。
裂け目はグングン広がって巨大な穴になりました。
突然、穏やかだった風が暴れだし、あなたの手足にまとわりついた、
かと思うとあなたの身体は宙に浮いて、
その風はあなたを連れて一直線に空の大穴を目指して走り出しました・・・

その穴は心象世界『エヴァース』への入り口でした。
その世界は不思議な所で、例えばアリスが落ち込んだ不思議の国のような場所です。
あなたはこれからその世界に住む様々な生き物と出会います。
彼らはあなた自身であり、彼らの考えや経験はあなた自身のそれと絡んできます。
あなたが彼らの短い物語を知った後、透明な色の、聞こえない音を持った、
肌では触れられないけれど確かに感じられるものを得られるように願い、
この世界を展開していきます。


好きな項目をクリックして下さい↓


グロープ:『悲しみを食べるグロープ』
キスティー:『彼女はプライドコウモリ』
ガム:『飛べなくなった鳥』
シェイク:『誤解されたヘビ』
ルイルイ:『黒くて小さいナミダ犬』
ポゴ:『誰も知らない水竜』
オキシとゲン:『朝になるまで』
ヘオン:『Magical Music』
アナザーマン:『アナザーマン』
ザ・ロード:『The Lord In Undersea Palace』

※この世界はまだ創り途中で、これから新しい詩を足していきます。
  また、今すでに出来ている詩を修正することもあります。
06:28  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.08 (Sun)

絵『ゆうわく』 作・YUJIRO

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18:44  |  自作の絵  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.07 (Sat)

詩『Awkward』

『Awkward』 (Long)                  『Awkward』 (Short)

希望に満ちた夢が胸を締め付ける        掲げた夢は重たい荷物
結果が出る前に不安に飲まれそう        結果が出ない不安に迷う
分かって欲しいのに言葉にならない       聞いて欲しい 声が出ない
曇り空を見上げることしか出来ない        曇り空 見上げるだけ

傷つかないための嘘が重なって          逃げ道に嘘を並べて
それが原因で自分を信じきれない         信じきれないよ 自分が
そんなの前からわかりきったこと         そんなのわかりきったこと
わかっただけで変えられないこと         そう 頭でわかっただけ

Awkward, Awkward                  Awkward, Awkward
嬉しくないのに笑って見せること          偽りの笑顔見せるのは
Awkward, Awkward                  Awkward, Awkward
それは涙を見せるより辛いこと           泣くより苦しいことだよ
Awkward, Awkward                  Awkward, Awkward
どうしてと言われて尋ねられると          「どうして?」と聞かれると
Awkward, Awkward                  Awkward, Awkward
責められているように聞こえるんだ        責められている気がする
全てを否定してしまうけれど            否定してばかりなのに
ずっと傍にいてくれて ありがとう          傍にいてくれて ありがとう

Awkward, Awkward                  Awkward, Awkward
あなたの優しさを受け取る度に          あなたが優しくする度
Awkward, Awkward                  Awkward, Awkward
何も返せないままの自分が苦しい        何も返せなくて辛いよ
Awkward, Awkward                  Awkward, Awkward
心から大丈夫とは答えられないけど       大丈夫とは言えないけど
Awkward, Awkward                  Awkward, Awkward
その気持ちはちゃんと届いているから      気持ちは届いているから
あなたを悲しませてばかりなのに         悲しませてばかりなのに
ずっと傍にいてくれて ありがとう          傍にいてくれて ありがとう
14:48  |  自作の詩  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.06 (Fri)

絵『想像力』 作・YUJIRO

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00:48  |  自作の絵  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.05 (Thu)

絵『動物園』&『山登り』 作・YUJIRO

『動物園』
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『山登り』
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何故こんな変な絵を描くのか?↓

岡本太郎『今日の芸術』 「まずく描くピカソ」より抜粋
―ピカソにしても、マチスにしても、ひじょうに腕のある、うまい絵かきです。しかし、あなたも彼らの作品を、なんどもごらんになったことがあると思いますが、けっしてうまさを見せびらかしていません。むしろ一見、子どものラクガキに近いような絵が多いのです。ピカソのデッサンを子どものラクガキにまぜてしまったら、ちょっとどっちがどうだか見分けがつかなくなるくらいです。ピカソ、ピカソとたいへんえらそうにかつぎあげて解説している人も、案外見当がつかなくなるという醜態も起こりかねません。「さすがにピカソはうまい」などと言う人が多いようですが、そういう感心のしかたは気をつけなければなりません。もちろん、ひじょうにうまいにはちがいありません。子どもの絵とは、一見似ていて、じつはまったくちがった高いところにあるものです。しかし、うまいから価値があるんだというような言い方、考え方はまちがいだし、危険なのです。
 以前は、できるだけ精巧に描くことが画家の目的だったのですが、今日の絵ではある意味において、下手に描くということが芸術家の大きな目的になっております。ピカソ自身が、「私は、日ごとにまずく描いてゆくからこそ救われてるんだ」とズバリ言っていますが、ただ彼だけの問題ではなく、まさに現代芸術の本質を自分自身に表している明快な言葉です。つまり絵画において絶対の条件であると考えられていた、うまいということの価値がひっくり返ってしまったわけです―


職人が長年の経験で得た技で描く、実物のようにきれいでリアルな絵は、
昔では非常に価値が高かった。
でも現代においては、手工業→機械工業へと社会の生産様式が変化して、
コンピューターできれいな絵は大量生産できるようになったため、
簡単な操作方法さえ身につければ誰にでも作れる物となってしまい、
昔のように、うまいということに関して大きな価値が生まれなくなった。
それでは、今日の芸術はどこに価値を置くのか。
そのひとつとして、きれいにうまく描くための技法を身につけた自分自身を乗り越えるべく、
弁証法的に、ヘタクソに(見えるように)描くことで、
自由な精神を打ち出していく所に価値を置いている・・・ということだと思います(^O^;)

と、いうワケで、今回ちょっとデタラメに絵を描いてみました。
18:14  |  自作の絵  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.04 (Wed)

絵『睨む』 作・YUJIRO

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「今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」
                                           岡本太郎『今日の芸術』より
23:57  |  自作の絵  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.03 (Tue)

絵『Dr.ホワイトヘッド』

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ティム・バートンの影響を受けました。。
20:27  |  自作の絵  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.02 (Mon)

詩『The Load In Undersea Palace』

『The Load In Undersea Palace』   イメージソング:Love You To/The Beatles

地図にも載らない海の宮殿
そこには偉大なロードが住む
永い眠りから覚めることなく
力を自ら封じ込めていた

錆びたブリキの目覚まし時計を
今、海底に思いっきり投げ込め

その手で呼び覚ませ
あなたの中に眠る力を
溺れる前に動き出せ
頭を使うだけの時間は終わった
00:02  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.01 (Sun)

詩『everything is nothing for you』

『everything is nothing for you』   イメージソング:ひとり/中島 美嘉

最後の晩餐は長く続く
終わらせられない幕引き
濡れてしまった君の瞳は
状況を直視出来ていない

赤い炎はさらに赤くなり
今はただ黒く焦げた糸
向かい合えない二つの心は
白いテーブル 挟んだ体を締め付ける

もう優しくはなれない
もう優しさにならないから
もう何も言葉に出来ない
もう真実には聞こえないから
everything is nothing for you
02:34  |  自作の詩  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.01 (Sun)

詩『Imperfect Season』

『Imperfect Season』   イメージソング:everyhome/鬼塚ちひろ

細い弓のような視線を落とす
何も出来なくなった君の影
行く先を照らせないまま
焦る思いは上手く寝付けない

髪の先から逃れた輝きは
どんな形をしていたの?
最初は何も持ってなかった手
生まれたては空っぽだった手

丸くない満月を楽しむリズムを刻もう
君の好きなジャスミンティーの香りと共に
花びらは開かない時期の方が長い
休まない君の足はそんなに上を目指さなくてもいい
01:55  |  自作の詩  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.01 (Sun)

詩『放射線状メモリー』

『放射線状メモリー』   イメージソング:Hyperballad/Björk

黒い瞳をくぐり抜けて
思い変えせば昔のこと
少年たちは約束の場所から
遠ざかって大人になった

待ち受けるものは天使か魔物か
不安と期待の衣を纏って
一人ひとりが別の道へ踏み出した

また会おうと口にして
さよならは心でつぶやいた
鏡に映る青い涙が僕らの命を育てていく
また会おうと口にして
さよならは心でつぶやいた
周り巡る赤い大地が僕らの地図を広げていく

放射線状に 記憶の足跡を伸ばしてく
01:20  |  自作の詩  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.01 (Sun)

詩・絵『朝になるまで』

精霊の名前:オキシ(左)とゲン(右)
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『朝になるまで』   イメージソング:Let Down/Radiohead

まだ青いギリシャ文字が浮かぶ
静かな空を抱えた明け方
君の寝息 染みるベッドの脇
早起きは花瓶から顔を出す

目覚めた緑の精霊たちは
酸素のシャワーを部屋に飾る
まるで泥棒のようにこっそりと
秘密に素敵な仕事をする

君が映さない時間に
包んでくれる者がいる
気付くことはないのだろう
太陽は何事もなかったように
薄いカーテンを開けるから
00:54  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.31 (Sat)

詩・絵『飛べなくなった鳥』

鳥の名前:ガム
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『飛べなくなった鳥』   イメージソング:Save The World/Bon Jovi

今まで当たり前のように
出来ていたことを失った
片腕を無くしたその鳥が
大空を翔るのは夢の中だけ

崩れ去ってゆく光の枝から
何とか逃れようと飛び跳ねた
望みの見えない雲の隙間で
鳥は残ったものを拾い集めた

飛べなくなった鳥は
宙を舞うのが鳥じゃなかった
足も瞳もクチバシもあると知って
その鳥はまた笑い始めた
その鳥は希望を飛び始めた
11:32  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.30 (Fri)

詩・絵『彼女はプライドコウモリ』

コウモリの名前:キスティー
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『彼女はプライドコウモリ』   イメージソング:Final Distance/宇多田ヒカル

仲間に甘えて翼を休めることを
彼女はそうするべきとは言わない
仲間と離れて翼を広げることを
彼女はそうするべきとも言わない

君しか聞き取れない声は
どちらを選ばせてるの?
折れてしまそうな細い体に
どんなプライドを秘めるの?

君は誰にも頼らずに
真夜中を飛んでゆくのかな
君は誰にも弱さを見せずに
真夜中を飛んでゆくのかな
それが良いか悪いかなんて
誰にも決められはしないさ
でも もし無理をしてるなら
ちゃんとこっちを向いて そう言ってよ
08:41  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.30 (Fri)

詩・絵『誰も知らない水竜』

竜の名前:ポゴ
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『誰も知らない水竜』   イメージソング:Rain/坂本龍一

雲が産んだ大粒の雨から
水竜は霧の中に生まれる
もう戻れない空の故郷を背に
旅立ちを選んで湖に落ちる

流した汗は誰にも見えない
竜はそれを受け入れてる
追いかけてくる者がいなくても
明日が体をつき動かしてる

不安の渦に潜りながらも
進むことを止めないんだ
水に流せない過ちも
もっと、もっとって越えてくんだ
その気持ち 分かち合えるさ
それぞれが抱える孤独が
信じあえる仲間へと導くんだ
01:29  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.29 (Thu)

岡本太郎の芸術

今回は本の紹介です。自分の人生を変えた、価値観を一変させた本です。
著者は岡本太郎。大阪万博で太陽の塔という馬鹿でかい作品を建てたことで有名な芸術家です。
彼は、今日の芸術は、
うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならないとして、
人に好かれないことを前提に絵を描き、
作品を売ろうとせず、食っていけない生活を覚悟して生きた人間です。
それでいて日本を代表する偉大な芸術家になりえた彼の言葉は、
全てが真実であり、現代を生きる人々の胸に切実に入り込んできます。
自分の中に毒を持て

自分の中に毒を持て―あなたは、“常識人間”を捨てられるか
本当に人間らしい生き方がここにあります。
憂鬱に頭を抱える人に岡本太郎が答えを導きます。

今日の芸術

今日の芸術―時代を創造するものは誰か
芸術は特別なものではなく、誰もが行わなければならない活動であることが、
きっとこの本を読み終えた後にわかることでしょう。

今は多くの人が生活のためにお金を稼いでいます。
それが幸せであるとされています。
しかし、一方で生活に彩りがなく空虚さを感じるのも確かです。
誰もが危険な運命に賭けることで、
その命を燃え上がらせたいという気持ちを持っているはずです。
そういった気持ちは、TVゲームをしたり、ドラマを見たりすることで誤魔化せるかもしれません。
しかし、ある時ふと気がつくときがくるはずです。
ゲームやドラマに登場する人物は自分ではなく、自分とは全く無関係の世界で話が展開し、
テレビの前の自分は指1つ動かさずにいるという事態に。
もっと自分の人生を生きなければならない。自分を表現しなければならない。
そうやって湧き出る想いを色や形として打ち出していくことが、
『芸術』だということを彼は強く主張します。

ここまで自分の心が揺さぶられる本はありません。
自信を持って薦める2冊です。
今日を生きる全ての人に必要な精神が刻まれています。
そして非常に明快な文章です。

岡本太郎の言葉↓
よく、あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、凡人にはむずかしいという人がいる。
そんなことはウソだ。やろうとしないから、やれないんだ。それだけのことだ。


危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。
ほんとうはそっちに進みたいんだ。
危険だから生きる意味があるんだ。


誤解される人の姿は美しい。人は誤解を恐れる。
だが本当に生きる者は誤解される。誤解される分量に応じてその人は強く豊かなのだ。
誤解の満鑑飾となって、誇らかに華やぐべきだ。


自分を大事にして、傷つきたくない、そう思うから不安になるんだよ。

本当に一度でも、人生で心の触れ合った人間がいたら、そのために死んでもいい。

信念のためには、たとえ敗れるとわかっていても、おのれを貫く、
そういう精神の高貴さがなくて、何が人間ぞとぼくはいいたいんだ。


人間として、言いたいことを言う。やりたいことをやる。
収入はそれについてくることもあるし、こないこともある。
勝手にしやがれだよ。


逃げない、はればれと立ち向かう、
それがぼくのモットーだ。


自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。
なければなおいい、今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを越えた、
決意の凄みを見せてやるというつもりで、やればいいんだよ。


賭けとおし、貫いて運命を生きる、
そのためにつまらぬ目にあい、不条理に痛めつけられても、
それはむしろ嬉しい条件として笑って貫きとおす人間でありたい。
ふりかかってくる災いは、あたかも恋人を抱き入れるように受ける。


ズバリ答えよう。
金と名誉を捨てたら人間の“生命”がのこるんだ。
つまり、人間のほんとうの存在だけが生きる。
金と名誉を拒否したところに、人間のほんとうの出発点がある。
06:49  |  いろんな作品を紹介  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.29 (Thu)

映画『モンパルナスの灯』

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この映画は20世紀初頭に活躍した画家、モディリアーニの伝記映画です。
以前、彼の絵に詩をつけました→大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ
彼はジャンヌという女性と愛を育みながら芸術活動を進めていきますが、
その作品は特異な表現をとっていて、周囲の人々になかなか理解されることがなく、
貧困と病に苦しみ35歳の若さでこの世を去ります。
この映画の中で、アメリカ人の金持ちが彼の絵を商業ポスターの図案に使おうとするのですが、
彼は彼の絵がぞんざいに扱われることを考え、
金銭的に窮地に立たされていたにも関わらず、そのアメリカ人の申し出を断ります。
またあるシーンでは恋人のジャンヌが彼の絵を売って得たお金を、
「セーヌ河にくれてやる!」といって投げ捨ててしまいます。
彼は自分の絵が商品に成り下がることを許せなかったのだと思います。
それほど芸術に対しての思い入れが強かったのだと。
しかし、彼はジャンヌを不幸にはしまいと、プライドを捨て、
デッサン画を集めてカフェにいる客にそれをたったの5フランで売り歩きます。
しかし絵を欲しがる客はおらず、
しまいには絵はいらないからお金はやるよと憐れみを受ける始末。
絶望した彼はその後、ジャンヌと再び顔を合わす前に死を迎えます。
この映画には醜悪な画商モレルとの絡みがあり、
悲劇的な結末をより悲惨なものにするのですが、この演出には胸を痛めます。

モディリアーニは大衆に合わせた商業的な絵を描かず、
自分を貫き通して破滅の道を辿るわけですが、
その選択は実利主義的に見れば愚かでしかないのですが、
彼の生き様には非常に共感できます。
それは彼の生き方が真に人間的な生き方だからです。
人間の人生はほとんどが失敗、挫折の積み重ねです。
自分を主張し貫けば、敗れ去る運命というのが普通なんです。
それでも、そういう人間の高貴な精神を守り通したモディリアーニは、
本物の芸術家であると言えるでしょう。
06:02  |  いろんな作品を紹介  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.29 (Thu)

詩・絵『誤解されたヘビ』

ヘビの名前:シェイク
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『誤解されたヘビ』   イメージソング:Anyone at All/Calore King

彼女の心はたおやかなのに
みんなが彼女を避けている
ヘビの姿を持っただけで
四面楚歌にさらされる

誰もわかってくれない時
誰かのせいにしたくもなる
だけど声を出せない自分に
苛立ってるのも確かなんだ

だからもう伝わらなくていい
自分の皮を破れたら
それでもう十分だよ
だからもう伝わらなくていい
誤解された分だけ
前に進んでいるんだ
ただ一言 思いを告げれば
02:20  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.27 (Tue)

詩・絵『悲しみを食べるグロープ』

幻獣の名前:グロープ
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『悲しみを食べるグロープ』   イメージソング:人生のメリーゴーランド/久石 譲

彼は悲しみを食べる生き物
バクみたいだけどバクじゃない
辛くて忘れられない出来事も
酷く不味そうに食べてくれる

誰かのために苦しむことで
彼は損してるのかもしれない
誰かのために生きることは
正しいことかはわからない

だけど彼はきっとこう言うだろう

悲しみをいっぱい食べて
前より優しくなれるんだ
優しさをいっぱい溜めて
前より強くなれるんだ、って
08:10  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.26 (Mon)

詩・絵『黒くて小さいナミダ犬』

犬の名前:ルイルイ
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『黒くて小さいナミダ犬』   イメージソング:あの夏へ/久石 譲

 その犬は犬なのに涙する
 黒くて小さくて猫みたいな奴さ
 その犬は犬なのに涙する
 泣いてる君をほっとけないから

「君の場所は暗くて切なくて
 僕の体は保護色になるけど
 一人ぼっちじゃないからね
 ちゃんとここで見守ってるよ」

 気付けばいつも知っている
 君とあいつは一緒にいるって
 気付けばいつも知っている
 君とあいつは同じ気持ちだって
06:10  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.26 (Mon)

詩・絵『Magical Music』

魔法使いの名前:ヘオン
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『Magical Music』   イメージソング:Beauty and the Beast/Disney Music

楽器の軽快な旋律が光になり
まるで階段を駆け上がったよう
左右の耳から聞こえる景色は
いつまでもいつまでもいつまでも

涙はスキップして空へ帰る
憂鬱な雨も心地良くなる
そんなメロディがいつでも
この世界中に溢れている

It's a Magical Music
あの時手に入れた感動を
上手に飾り付けてくれる
It's a Magical Music
呆れるような出来事だって
12時過ぎの魔法にかけられる
05:55  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.26 (Mon)

詩『アナザーマン』

『アナザーマン』   イメージソング:時の回廊/光田康典

ベッドに身体を置いた時から
白ウサギの流れ星を追っていた
身体は全く動かないのに
心は時速30万kmを超えていた

ウサギを見失って宇宙の最果て
意識だけが息づく5次元世界で
いつしか絵本のような夢に包まれた

ワンダーランドの主が現れた
後ろ姿だけの細長い影の人
彼は神ではないのだけれど
真実を知っているようだった

僕は彼に必死に問いた
なぜ僕はここにいるんだ?
今何をしているんだ?
どこに向かえばいいんだ?
やっと振り返った彼は
ただ微笑むばかりだった
やっと振り返った彼は
いつかの僕に似ている気がした
01:02  |  心象世界『エヴァース』  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.23 (Fri)

ダリ『記憶の固執』

『記憶の固執』 作・サルバドール・ダリ
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『時間』 詩・YUJIRO

辺りは影のみに包まれて
雄雄しく広がる山々も
透き通った波の群れも
今はもう遠く過去にある

あなたにも見えるだろう
私の傍には か細い朽木
冷たく尖った地面に生える
死を予告する灰色

なぜ時間というモノは
私につきまとうのだろう
柔らかな時計は
身体にべっとり貼りつく

戻れない記憶だけに
触れていたくなる
14:35  |  他者の作品と共に  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.23 (Fri)

クリムト『接吻』

『接吻』 作・グスタフ・クリムト
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『愛し合う光』 詩・YUJIRO

四角と丸が交わって
二人は黄金の手中
こうして抱き合えば
星達よりも輝ける

花も雑草も鮮やかに開き
それぞれの色で祝福する
夜はもう昼より明るい

心に広がる二つの宇宙は
口と口で繋がれる
足元に悲劇を置かれても
決して離れはしない
00:21  |  他者の作品と共に  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.23 (Fri)

音楽『Carmin』Daphne

フランスの歌手の音楽って聴いたことがなくて、
数ヶ月前に購入したアルバムです。
Daphne(ダフネ)という女性歌手のアルバムCarmin(カーミン)は、
フランス語で深い紅色を意味します。
彼女は音楽を色で表すそうです。
彼女の曲は、今の日本にあまりない音楽、
今まで聴いたことのない音楽でした。
これがフランス的なのかどうかはわかりませんが、
非常に面白い音楽、
詩を読んでも、曲を聴いても、
非常に面白い音楽だなぁという印象を受けました。
メランコリックという言葉がよく当てはまるかと思います。
音楽は少女的で可愛い感じで、歌声はとても綺麗です。

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このアルバム内の曲『Le songe de Neptune(ネプチューンの夢)』
という曲の詩を載せます。


海の男たちよ 飛び込んで
腕を潜らせるの
坂はなだらか
遠くから吹く風は
違う匂いがしてる。

恋人たちが愛し合う東方の朝
海の男は馬蛇の上で寝ている。
行かないで、(低い声で彼は言うの)
記憶の中の国
初めての朝のパレードの場所

海の男たちよ 走って
朝に走るの

恋人たちが愛し合う東方の朝
海の男は馬蛇で寝ている。
行かないで、低い声で言って、
彼女はあなたに思い出させるの
初めての朝のパレードの場所を



情景描写が多くて、非常に幻想的な詩です。
そして非常に難解な詩であると感じました。
この詩が何を伝えているのかなんて考えても、
読んだ人それぞれが違うとらえ方をしそうです。
人が話す言葉としては、
「行かないで」
それだけがこの詩に書かれています。
自分は、別れを惜しむ者が、恋人に、
二人が出逢った頃(ネプチューンの夢)を思い出してもらおうとしているように思えました。

この詩が面白いと思ったのは、
読んでいると頭の中に絵が描けるような表現だと感じたからです。
今まで自分がやっていたのは、
まず、有名な画家の絵を見て、
そこから言葉を紡いで、詩を書くということです。
つまり彼女の詩は、その逆をやっているような感じがしたわけで、
まず詩があって、そして読んだ者の頭の中に絵を描かせる、
そんな印象を受けました。

音楽を聴いた者の頭の中に絵を描く、
そんな音楽を作ってみたいという想いが、
彼女の音楽に触れている中で、湧いてきました。
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2008.05.22 (Thu)

ピカソ『アヴィニョンの娘たち』

『アヴィニョンの娘たち』 作・パブロ・ピカソ
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『欲望〜美しい生命の呪い』 詩・YUJIRO

僕のレンズに写っている
色や形といったモノ
それが全てであるなんて
どうしても思えないんだ

裸の女性が立っていようと
ただその肌に惑わされない
それより裏に潜んでいる
欲望を誘い出してみたい

彼女が僕に示すのは
恐ろしく心地の良い香り
あの両目から溢れる
美しい生命の呪い
21:39  |  他者の作品と共に  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.22 (Thu)

絵『ネコ』

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16:51  |  自作の絵  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.22 (Thu)

絵『一人の男と複数の人格』

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16:49  |  自作の絵  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.22 (Thu)

モネ『印象・日の出』

『印象・日の出』 作・クロード・モネ
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『流れ往く色』 詩・YUJIRO

今日もまた昨日の太陽が
あの水平線から飛び立ち
そうして港に表情がつき
変化はずっと続いていく

空でさえも海でさえも
何もしてないようでいて
どんな停滞もどんな苦悩も
一切は前進している

流れ往く色は
流れ往くまま
止まることなく
決して止まることはなく
流れ往く色は
流れ往くまま
焦ることなく
決して焦ることはなく・・・
01:41  |  他者の作品と共に  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.22 (Thu)

モディリアーニ『大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ』

『大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ』 作・アメデオ・モディリアーニ
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『夢見るヒトミ』 詩・YUJIRO

その帽子は弧を描き
その髪は丸く穏やか
その身体はふっくらとして
豊かな空気に包まれている

なのにどうしてだろう
口元は微笑んでいても
不安がどうにも拭えない
心がどこにも見当たらない

現実を映さないヒトミ
夢だけを見つめるヒトミ
この世界から抜け出そうと
夢だけを欲しがるヒトミ
00:55  |  他者の作品と共に  |